“「例えば、自分たちのアニメーションが受け入れられるときに、生身の人間が今日本で自分たちが作ってるようなものをやると、人が信用しないんじゃないかと思うんですよね。だから、アニメーションで薄まった部分とかアニメーションで観やすくなった部分によって成り立ってるんで、そういう弱点も確実に僕らの作品の中にあるなって思ってます。それは生身の人間が愛だの正義だのって言ったら我慢できないけども、絵で描いたものがやってるぶんにはーーーまあ、そのぶんだけ希薄だから許せるとか、観てる側が武装解除できるとかね、『そんなことあり得ねーよ』とか言わないで、まあとりあえず観てみようとかいう気になるっていう。そういう隙間でアニメーションっていうのは商売をやってるところがあって‥‥‥」”

 

宮崎駿
「風の帰る場所」1990.11インタビュー

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